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1人で謎解きを満喫してからネットに飛び込むか、ネットでさくっと全クリしてから1人で極めるか? 「ゼル伝 トライフォース3銃士」試勇リポート

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10月22日に発売される3DS用ソフト「ゼルダの伝説 トライフォース3銃士」の
試勇版をダウンロードしました。

βテストに参加したときに感じた感想を書いてみましたので、
よろしければご覧くださいませ。




おっかなびっくり、インターネット上で見知らぬ誰かと協力プレイしてみたら

「ゼルダの伝説 トライフォース3銃士」は、
定番の一人でじっくり遊ぶゼルダではなく
3人で協力し合って遊ぶモードが売り。

1人でも遊べるけど、
オンライン通信もできるしみんなで遊んでね、というスタンスで作られている感じですね。


マルチプレイ(協力プレイ)前提で作られたゼルダの良さは
「ゼルダの伝説 4つの剣」ですでに味わっていました。

ですが、ネットに接続して見知らぬ誰かと協力して
ゼルダの謎解きに挑む、という仕様がくみこまれたのは初めてのことです。


リンクになりきって1人きりで遊ぶ「ゼルダの伝説」が好きだ、という立場の人間からすると
「ゼルダらしさはどうなっているのだろう?」という疑問が
ふつふつと湧きあがりました。

ゲームの出来や面白さに対する不安は殆ど感じていませんでしたが、
「面白くても、ゼルダっぽさが失われていたら寂しいなあ」という想いがあったわけです。


発売前にみられる情報がある程度そろっている今のタイミングで、
オンライン試勇会が開催されたので
喜び勇んでプレイしました。

私が参加したタイミングは、
2015年10月10日の23時からの回です。


参加してみた結果は……
いろんな意味で予想以上でした。
ふと時計を見てみたら30分たっていて驚いたくらいです。

時間がたっているのが分からなくなるほど夢中になっていたと思いますし、
製品版の前にやりこむの勿体ないなあという気持ちにさせられました



自分の思い通りにはならない、
“他者の存在・思惑”がうまく「ゼルダらしさ」ととけあっている

4Gamerの開発者インタビューでも話題になっていましたが、
ゼルダらしさ、ゼルダたらしめている要素(雰囲気)って
言葉では説明できないんですよね。

うまく説明はできないんですけど、
ハッキリくっきりと存在しているのだなあと
「トライフォース3銃士」をプレイしながら感じたんです。


1人でじっくり取り組むゼルダ、
見知らぬパーティーメンバーと挑む3人協力プレイのゼルダ。

シチュエーションや遊び方がまったく異なる両者ですが、
そこには同質の「ゼルダらしい面白さ」が含まれていたわけなんです。

事前に想像していた以上の出来だったで、
ビックリしたというか、素直に感動を覚えましたね。



コミュニケーション方法を限られた状態の中、
オンライン上で見知らぬ人と謎解きに挑むのは、なかなかエキサイティングな経験でした。

他者の存在なくしては先に進むことができない、ということは
思うとおりにいかない状態にさらされる、ということと同義です。

それがプレイヤーをイライラさせる要因ではなく、
新しい仕掛けとして機能していました


自分以外のプレイヤー二人が、どうやったら謎がとけるか分からなくて右往左往しているときに、
うまく正解をつたえられたときの喜び。

アクションが苦手な者同士で助け合って、
うまくボス戦を乗りこえられたときの達成感。

一人でゼルダをやっていたときには味わえない喜びがそこにはありました。


他者の存在を自然にうけいれた上でプレイに没頭できたのは、
本当に凄いことだと思います。




どのような衣装を選ぶのか、
はじめにどのアイテムを選択するか。

同じダンジョンなのにいくつかの選択が異なっているだけで
遊びごたえがガラッと変ってしまう点にも注目したいですね。


衣装やアイテムが違えば、トーテムをつくるときに
一番下にいたほうがいいのか、
上にいて敵を倒した方がいいのか、
とるべき戦略が変ってくるんですよ。

そこに他者のプレイヤーの思惑という、不確定要素も加わります。


同じダンジョンをプレイしているにも関わらず、
まったく新しい体験が入り込んでくる余地がつねに残されていると感じました。

効率的なプレイが成立しにくいよう工夫されているので
長い間新鮮な気持ちで遊べそうな予感がしています。


さきに1人で遊ぶこむか、
マルチプレイで最後まで到達させるか


ふと有名な角川映画のキャッチコピーを思い出しました。

「読んでから見るか、見てから読むか」っていう文章。

原作を読んでから映画をみるか、映画を見てから原作を読み込むか、
角川のメディアミックス戦法を的確に言いあらわした名文です。


これが「トライフォース3銃士」にも相応しいキャッチコピーなんじゃないか、
と思えたんですよね。


すべての謎解きを1人で堪能してから
マルチプレイの賑わいを味わうも良し。


マルチプレイで最後まで進めていき、
1人で「とくべつ任務」に挑んでも良し。


私は1人でじっくり遊んでからにしようかと思っていたのですが、
試勇会があまりに楽しかったので心が揺らいでいます。

どうしよっかなあ……。


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