Nintendo Switch、そして「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」発売おめでとうございます!
念願の新作3Dゼルダが、発売されたばかりのあたらしい任天堂のゲーム機で遊べるという、夢のような一時、みなさま楽しんでますかー!?
Switchが予約できなかったと嘆いていた私も、滑り込みでロンチに入手することが出来ました。
もう色々と、感慨深いんですよ・・・・・。
粛々と、ちょっぴり不安を抱えながらこの瞬間を待ち続けていた訳なのですが「任天堂を信じて付いてきて良かった」「いちファンとしての想いが報われた」そういった喜びで胸が満たされました。
Switchとブレズ オブ ザ ワイルドの開封&ファーストインプレッションを熱く綴っていきたいと思います!
ここ最近あたらしいハードは、古本市場やソフマップ等で予約していたのですが、今回アマゾンで全て予約することとなりました。
●Nintendo Switch Joy-Con (L) / (R) グレー
●Nintendo Switch キャリングケース (画面保護シート付き)
●ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド COLLECTOR'S EDITION
●amiibo リンク (弓) 【ブレス オブ ザ ワイルド】
●amiibo ゼルダ【ブレス オブ ザ ワイルド】
●amiibo ガーディアン【ブレス オブ ザ ワイルド】
●amiibo ボコブリン【ブレス オブ ザ ワイルド】
計7点になりますね。
写真にうつってる騎乗リンクはコレクターズエディションの箱から取り出したものになります。
電卓で計算してみたら5万円オーバーしておりました。
今回のamiiboは、ゼルダファンはもちろんのこと、ブレス オブ ザ ワイルド を遊んだ方なら取りそろえたくなるラインナップになっているんじゃないでしょうか。
特筆すべきはボコブリンとガーディアンでしょう。
造形や存在感もですが、敵キャラクターにここまで焦点があてられていること自体が面白すぎます。
ボコブリンはもっとも序盤で活躍する脇キャラなのですごく愛着がわきますし、あとからamiiboが欲しくなる人も多いかも。
ガーディアンの立体物としての迫力は素晴らしくて、amiiboという域を超えた、なにか芸術的な要素さえ感じさせます。
ちょっと高いかなあ・・・・・・と一瞬買うのをためらいましたが、結果一番満足度が高い出来映えでした。わざわざパッケージの中に大地を再現している所なんかも素敵です。
コレクターズエディションの箱全体に、メインビジュアルが印刷されているところが、す好きだなあと。
開けたときにぐわっと世界が広がっている感じ。
ときめきます。グッと来ます。
箱の背面側。
「駆ける。」「活きる。」「護る。」というシンプルな文言だけで、ゲームの内容を表現している試み。
ストーリーやブレス オブ ザ ワイルドでの“生活感”を徹底的にビジュアルで魅せるよう配慮されていて、生真面目にゲーム性に言及しないというか・・・・・・ちょっと昔の任天堂っぽい売り方から、完全に脱却しているのが印象的でした。
(楽曲名はちょっぴりネタバレかも?)
封入されていたサウンドセレクションを見て驚いたのですが、「メインテーマのコンサートバージョン」が入ってるんですよ。
えっ? えっ? って二度見しました。
この間発売された「ゼルダの伝説 30周年記念コンサート」は名盤で、何回も聴き倒しているくらいなのですが、アンコールに演奏されたブレス オブ ザ ワイルドのメインテーマが入っていなかったんです。
「どうして入れてくれなかったんだろう」って残念に思っていたのですが、まさかのサウンドセレクション収録・・・・・・。
“ブレス オブ ザ ワイルドが発売される前に、30周年記念コンサートで演奏されたんですよ”っていう記録を、きちんと塊でパッケージングしても良かったと思うのですけども。
もう聴くことは出来ないのかと諦めていたので、音源が手に入ったのは嬉しいんですけどねー。
差し替え用のジャケットも付いてます。
背中越しにリンクの顔をうかがうことのできる二つのバージョンは、ジャケットの最終候補に残っていたものかもしれないですよね。
最終的には、大自然を見下ろす雄々しい後ろ姿がチョイスされたんだろうなあと、勝手に想像してみました。
ゼルダ30周年記念コンサートの感想で
「リンクはいつも1人で世界を救う旅にでます。
わたしたちは勇者の“孤独”な背中を眺めながらも、同時に彼の勇姿によって自分たちの“孤独”が癒やされていくのを感じているんじゃないでしょうか。」と書いたときのことを思いだしました。
私はリンクの後ろ姿が、本当に大好きなんです。
待ちに待った3Dゼルダ新作のパッケージに、彼の後ろ姿がメインで描かれているなんて、なんだか感慨深いです・・・・・・!
Switchはディスクではなく、ゲームカード(ロム)を採用してます。
見た瞬間はVitaのゲームカードに大きさが似てるなあと思いました。
パッケージの裏側にも印刷が施されてるのを見るの、久々ですねえ・・・・・・!
3DS初期は色々やってくれてたけど、どんどん簡素化されてしまい寂しかったことを思いだします。
Nintendo Switch キャリングケース (画面保護シート付き)
こちらの商品はですね、ハードケースじゃないんです。
そこそこ堅さはありますし、しっかりしてますけど、外側の衝撃から完全にゲーム機を護ることはできない入物だと思った方がいいです。
ケースの中にゲーム機を立てかける簡易スタンドを設置できる、ゲームカードを収納できるなど、機能性は優れています。
画面保護シートの出来や貼りやすさは、なかなか良いです。
ただ、保護シートを貼るのが苦手な人は緊張してしまう仕様になってます。私はゲーム機買い慣れてますし、貼り慣れてますので平気でしたが。
できるだけ簡単に、綺麗に貼りたい人は、ホリとかを検討したほうがいいかもです。
↓こういうのね。
◆予想を上まわる素晴らしい新ハード
Nintendo Switchは開封から起動、ゲームを実際にプレイしている最中も感動の連続で・・・・・・。
詳細は後述しますが、いっさいストレスや違和感を感じさせないという意味で、完璧なハードなんじゃないかと思うくらい。もう文句つける点がないです。
購入したばかりのゲーム機なのに、あたかも以前から所有して使いこなしていたかのような錯覚に襲われるんです。それも何回もですよ。
どんなゲーム機でも、実際に使い始めてからしばらく経ってから、その味わいや良さが分かってくるものじゃないですか。
恐ろしいことに、Switchにはそのタイムラグがない。
使い始めてすぐに、どういう風に使いこなせばいいか体が理解するし、新鮮味よりも親しみの方が勝っています。
本当によくやってくれた、ありがとうと言いたい。なにを心配することがあっただろうか、すべて杞憂だったと断言できるくらい、最高の商品でした。
ゲーム機に求める要素は人それぞれなので、絶対的な評価だとは思っていませんが、私はほとんど不満点が思いつきません。
Switchは過剰包装されておらず、説明書も入ってません。
保証書も箱に印刷されてます。
箱を開けてすぐに「はじめ方」のガイドが書かれてるので、その通りに作業すればOK。
基本的なことで分からないことがあればサポートページを見に行けば大丈夫ですが、その必要性を感じないほどシンプルで分かりやすいです。
- ACアダプターとJoy-Conを取り付けて起動する →
- 画面に表示される方法に従う →
- 本体更新もすばやく終了。複雑な手順はいらず、すぐに遊べる状態に
Wii Uと互換を切り捨てているだけではなく、メニュー周りなどもSwitch用に新規に生まれ変わってます。
自分のアバターとしてMiiをつくる要素が丸々カットされているのを目の当たりにして、「DSとWiiから築き上げられた一つの時代をしっかりと過去に置いて、新しい地平へ向かおうとしてるんだな」と感じ入りました。
前のゲーム機との互換を切ることで、手軽さとシンプルさと分かりやすさを提示できたわけです。これは予想以上に、すばらしい結果に繋がっていました。英断ですね。
画面が付いているタブレットみたいなやつがSwitch本体です。
テレビに表示させるために差し込むドックは本体じゃないという事実が地味に凄すぎて、にわかに信じがたいですが、画面がついてるやつがゲーム機本体です。
手に取った瞬間、思ったよりも重たいし大きいと思いました。
商品の写真を見たときは、Vitaのような規模感を想像しておりましたが、サイズが一回り大きかった訳なのです。(ちなみにVitaも所有しております)
ゲーム機上部に熱を排出する場所があります。
3DSのようにゲーム機が駆動している音はほとんど聞こえず、相当静かです。
眠る前にベッドで上記写真のようなスタイルでプレイしていましたが、あの広大なフィールドを駆け回るゼルダを、携帯ゲーム機のようなスタイルで遊べるとは・・・・・・本当に夢を見ているみたいでした。
Joy-Conが本当に素晴らしい代物で・・・・・・!
こいつの事だけで1時間以上語れるんじゃないでしょうか。
まだ1-2-Switchとか、スニッパーズとか遊べていない訳なのですが、Joy-Conが搭載されているというだけで期待や安心感が半端ないです。
私、Wiiリモコンって過小評価されすぎていると思っていたんです。
体を使ってゲームを遊ぶことの根源的な面白さ、従来のコントローラーよりも自由なスタイルが保証されている点、そこら辺がまったく評価されない向きがあったから悲しかったんです。
だからJoy-Conの仕様が明らかになったとき、物凄く嬉しかったんですよ。
私が大好きだった任天堂の要素が、排除されないで受け継がれたわけですから。
Joy-ConはWiiリモコンとヌンチャクの進化形ですが、前の時代の遺物をただ単に受け継いだわけではなく、非常に遊びやすさを追究してくれています。
テレビ画面でゼルダをやっているとき、右手と左手それぞれにJoy-Conを握りしめてやってましたが、もう最高でしたね。
- 握りやすい。
- ボタンが押しやすい。LRスティックの押し込みもやりやすい。
- 手の位置を自由できるから、疲れにくい。
- Joy-Conは電池持ちがいい。(ACアダプターで充電できるので、Wiiリモコンのときと違い乾電池は不要です!)
Joy-Conを従来のゲーム機のように操作したい方むけに、グリップが付属してます。
最初は使ってみてたんですけど、やっぱ左右の手にJoy-Conを直接握りしめるスタイルが気に入りました。こればっかりは体験してみないと分からない感動だと思います。
◆Nintendo Switchとブレスオブザワイルドの相性のよさ
最後にブレス オブ ザ ワイルドの話を。
はじまりの大地の祠を全部クリアして、イワロックも倒してみました。6時間ばかりプレイした印象になります。
まず不思議だったのは、はじめからSwitchのために作られた作品のような、しっくり感があったこと。
広いフィールドを思うがままに探索して、テレビの前から離れなければいけなくなったら、本体をドックから取り出して違う場所でゼルダの世界に入り込めること。それがブレス オブ ザワイルド のコンセプトと妙にマッチしているのです。
従来の据え置きゲーム機とは違い、3DSのようにスリープから瞬時に復帰できるため、なかなか区切りの良い箇所まで到達できなくともストレスがない。だから、ゆったりとした気分で冒険が楽しめる。
テレビのない部屋でゆっくり遊びたいときもありますしね。コレは素晴らしすぎる。
前作スカイウォードをクリアしたときに、はじめに頭に思い浮かんだ感想は「この人たちは次にどんなゼルダを作ってくれるんだろう」というものでした。
私は任天堂が提示するゲームなら、どんなものも貪欲に前向きに楽しむ心構えがありますが、今回のゼルダには特別な意気込みを抱いていました。
期待が大きすぎると、作品に対して厳しい評価をくだしてしまいがちです。冷淡になりすぎたりね。あまり良いことではありません。
そんな私が、Switchの魅力にメロメロになり、5年間待ち続けていたことをど忘れし、純粋にゼルダの世界を浸ることができたのだから物凄いことです。
ちょっとした違和感だったり、無駄な緊張感だったり、そういうのがない。
私たちが無意識の中で「こういうゼルダが遊びたかった」と感じていた要素が、ごく自然な形でそこに存在しているかのようです。
「ゼルダの当たり前を見直す」という根本的な改革があったので、ストーリー進めるための手順に自由度がなかったり、謎解きの正解が1つしか用意されていない、といった制限は取り払われています。
それでも、ささいなアクションや謎解きの要素のなかに、“ゼルダらしさ”があるんですよ。
小さい“ゼルダらしさ”が色々と集まってきたときに、「ゼルダだなあ」ってしみじみ思うというか。今までのシリーズとまったく別物だという感触はないのです。
こういう時代だからこそ、任天堂の据え置きゲーム機専用のゲームをじっくり遊ぶ贅沢がきわだってます。
「基本無料のゲームだけで、暇はつぶせてるし」と思いながらも、ちょっぴりSwitchやゼルダが気になってるあなたにこそオススメしたいです。
時代の流れに逆らって生きるほうが、気持ちよいときがあるのです。
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ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(Nintendo Switch版)